骨粗鬆症とインプラント

骨粗鬆症とインプラント

 

こんにちは。
すぎもと歯科でインプラント手術を担当しいる
インプラント・口腔外科専門医の秋元善次です。

今日は、骨粗鬆症とインプラントについてお話したいと思います。
骨粗鬆症の患者様はインプラントは出来ないのか?
と、言うとそんなことはありません。

骨粗鬆症の患者様でも、多くの患者様がインプラント治療を受けられています。
ただ、今年になって注目されているのはビスフォスフォネート系薬剤による顎の炎症です。
ビスフォスフォネートというのは、癌や骨粗鬆症のときに投与される治療薬ですが
内服や注射で治療を初めてから2年から2年半で顎に炎症がおこる場合があります。

発生頻度は0.01~0.04%でかなりまれですが、インプラントや抜歯などにより
発生頻度が0.1~0.4%に上昇します。
つまり、骨粗鬆症の治療を2年以上受けている患者様は、インプラント治療を行うとき
慎重にしなければなりません。

現在のガイドラインでは、骨粗鬆症の内服を始めて3年以上経っている患者様は
口腔外科処置をする場合、3ヶ月間の休薬(薬をやめる)をし、
処置後も傷口が治るまで服薬はできません。
注射約の場合は、よく分かっていません。

大学病院にも骨粗鬆症の患者様が顎の炎症で来院されてます。
骨粗鬆症の患者様は、インプラント治療をするときは主治医の先生とよく相談してください。